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病院間を5Gで映像伝送 実証実験

2021-09-23(木) 13:24

従来よりも高速・大容量な携帯電話通信ができる「5G・第5世代移動通信システム」を使って、胎児の心臓のエコー映像を串本町の病院から大阪府の病院に伝送する実証実験が昨日、行われました。
実証実験は昨日、串本町のくしもと町立病院と、約120キロ離れた大阪狭山市の近畿大学病院を、高速通信・5Gでつないで行われました。実証実験では、くしもと町立病院で医師が妊婦を診察している様子や、わずか2センチほどの胎児の心臓のエコー映像などを送信、近畿大学医学部小児科教室の稲村昇准教授は、くしもと町立病院の医師に、お腹に当てるエコーの機器の向きなどを指示するとともに、リアルタイムで撮影された映像を確認しながら、妊婦には胎児の心臓の状態を説明していました。また5Gと、5Gより一つ前の規格である「4G・第4世代移動通信システム」により伝送される映像の比較も行われ、稲村准教授によりますと、5Gの方がカラー映像がきれいに見えたということです。診察を受けた妊婦は、「田舎は病院が限られるので、オンラインで診てもらえたら安心できる」と話し、くしもと町立病院の医師は「このようなシステムを使って、疾患を早期に発見できれば良いと思う」と話していました。

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