WTVニュースNews

変異ウイルスの県独自の退院基準

2021-04-07(水) 20:28

新型コロナウイルスの感染者が急増し、病床使用率が上昇していることを受けて、県は、変異ウイルス感染者の退院基準について、国の基準の他に、入院後の自宅療養も可能とする独自の基準を定め、今日から運用を始めました。
これは、今日の定例会見で仁坂知事が明らかにしました。県内では、隣接する大阪府など新型コロナの感染拡大地域の影響を受けて特に紀北地域で感染者が急増、変異ウイルスによる感染者も増え、病床使用率も上昇しています。感染力が高いとみられる変異ウイルスの患者の退院基準について国は、入院後2回連続で陰性が確認された場合としていて、県は、この基準の運用だけでは入院が長引くケースが多くなり、病床がさらに圧迫されるおそれがあるとしています。
このため県は、国の基準のほかに、入院後の自宅療養も可能とする独自の基準も設け、運用することにしました。独自の基準では、症状がある場合、原則として発症後少なくとも15日が経過し、無症状になってから72時間後に自宅療養とし、退院前を含めて2回連続で陰性が確認されれば自宅療養も解除とします。また、無症状で入院した場合は、検体採取日から10日後に自宅療養とし、2回の陰性確認で自宅療養を解除とします。こうした基準は今日から適用されます。
一方、最近の感染者の行動調査から、カラオケを介した感染が多く確認されているとして、仁坂知事は「一般的にいろんな行動の制約はできるだけしないようにしようと思っていたが、カラオケはちょっと言いたいと思います。家族以外とのカラオケを控えてほしい。これはしばらくですが是非皆さんにお願いしたい」と呼びかけました。
さらに、県は引き続き、まん延防止等重点措置の指定区域となっている大阪や兵庫などへの不要不急の外出を控えることなど、感染リスクの高い行動を控えるよう呼びかけています。