ニュース

「呼び上げ地蔵」 避難訓練
  • 2019-11-06(水) 17:59
江戸時代末期の安政南海地震発生の際、逃げ場を失った人々を導いて救ったという「呼び上げ地蔵」の言い伝えが残る海南市井田地区で、昨夜、地元の自治会が高台への避難訓練を行いました。
この訓練は、海南市の上神田自治会が行ったもので、地元住民およそ40人が参加しました。訓練では、参加者が、海抜7m地点にある海南市井田のコンビニエンスストアの駐車場から、松明や懐中電灯を手に坂を上り、およそ250m離れた海抜20m地点にある熊野古道「汐見峠」の「呼び上げ地蔵」を目指しました。この地域では、今から165年前の安政元年、1854年の11月5日に発生した安政南海地震で大津波が現在の海南市に襲来した際、光を放って逃げ場を失った人々を導き、大津波から救ったという「呼び上げ地蔵」の言い伝えが残っています。
およそ7分で呼び上げ地蔵に到着した参加者は、地蔵のろうそくに火を灯し、寺の住職の読経で安政の大津波の犠牲者を追悼しました。上神田自治会の大上敬史会長は「訓練を通して、夜に逃げるのは非常に難しいということを実感してもらい、住民の防災意識を高めていきたい」と話していました。

最新ニュース一覧

ニュース検索

TOPへ戻る