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和歌山大空襲での戦没者を慰霊
  • 2019-07-09(火) 19:01
アメリカ軍の空爆でおよそ1100人が亡くなった和歌山大空襲から74年となる今日、和歌山市で戦災死者追悼法要が営まれました。
和歌山市西汀丁の汀公園で行われた追悼法要は、空襲や戦争の悲惨さと平和の尊さを後世に受け継ごうと和歌山市戦災遺族会が毎年開いています。昭和20年、1945年7月9日の深夜から翌未明にかけ、アメリカ軍のB29爆撃機が和歌山市上空に飛来して焼夷弾などを落とし、市民らおよそ1100人が犠牲になりました。特に、今日法要が行われた汀公園は、当時、県庁の跡地として空き地になっていて、逃げてきたおよそ750人が亡くなりました。
法要では、遺族や市民らが黙祷を奉げた後、遺族会の田中誠三理事長が、「今でも目を閉じればあの日の光景が蘇ります。辛い思い出ですが、この思いを後世に伝えることが我々の使命だと考えています」と追悼の言葉を述べました。続いて和歌山大学教育学部附属小学校の児童が、平和への願いを込めた朗読を行い、市内の小・中学生らから千羽鶴が奉納されました。
一方、和歌山市湊本町の市立博物館では、空襲を体験した人の記憶を後世に伝え残そうと、体験談をパネルにした展示が行われています。市立博物館では、4年前から空襲体験者の記憶を伝え残そうと体験者からの話を録音していて、2年前に初めて、その話をまとめた公開展示を行いました。今回は前回の公開展示以降に収録した70人の体験談のうち41人の話が要約されていて、「着の身着のまま父母と3人で逃げた」など、生々しい貴重な体験談が並びます。
和歌山市立博物館のホール展示は8月4日まで開かれています。皆さんも是非ご覧になって、改めて戦争や平和などについて考えるきっかけにしてみて下さい。

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