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南方熊楠賞 授賞式
  • 2019-05-11(土) 19:04
世界的博物学者、南方熊楠翁の偉業を称える「南方熊楠賞」の授賞式が今日、田辺市の紀南文化会館で行われ、今年は、「コケムシ」などを研究している北海道大学の馬渡駿介名誉教授に贈られました。
「南方熊楠賞」は、田辺市と南方熊楠顕彰会が平成3年から「自然科学の部」と「人文の部」を交互に選考し、それぞれの分野の研究者に贈っています。29回目の今回は「自然科学の部」で、田辺市の真砂充敏市長から馬渡氏に賞状とトロフィーなどが贈られました。馬渡氏の選考理由は、海や池に生息する貝や水草などに付着して増殖し、群体をつくる生物「コケムシ」などの無脊椎動物をフィールドワークで丹念に調査、研究し、種を記載・分類するという姿勢が熊楠の精神に通じるとしています。馬渡氏は「好きな研究を続けるだけで人生を謳歌したと思っているのに、締めくくりに巨人の名を冠した賞を頂けることを光栄に思う」と受賞の喜びなどを述べました。
会場では「ヒトの目にとまらない生き物たち」と題した記念講演が行われ、集まった人達は馬渡氏が研究を続けてきた無脊椎動物の世界の話に耳を傾けていました。

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