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金剛峰寺の法華経巻物重要文化財に
  • 2018-03-09(金) 17:26
国の文化審議会文化財分科会が9日開かれ、高野山の金剛峯寺が所有する、11世紀に現在の韓国で書き写されたと見られる法華経の巻物が、新たに重要文化財に指定される事になりました。
国の重要文化財に指定される「紺紙金字法華経 8巻 太康七年六月日奥書」は、11世紀に高麗国、現在の韓国にある寺に関係した、位の高い人物が企画・書写させた全8巻の法華経の巻物で、高麗経の中では2番目に古い遺品です。文化庁によりますと、日本に伝来した経緯ははっきりしないものの、金剛峯寺が所有する国宝「又続宝簡集」の、享保20年・1735年の目録にこの巻物の所在が記載されている事から、遅くとも江戸時代中期までには高野山に伝来していた事が確認できるという事です。全8巻が完存し、保存状態も良く、日本の仏教史研究上、極めて貴重な資料として、美術工芸品の重要文化財に指定される事になりました。また、有田川の南に位置するみかん農家で、紀州のみかん生産が始まった由緒を持つ、有田市の伊藤家住宅の主屋など3件と、昭和前期に建設された屋敷地全体が良好に保存され、御坊における上質な近代和風住宅の一つとして高い価値を有する、御坊市の笹野家住宅の土蔵など4件が新たに国の登録有形文化財となります。
今回の指定・登録後の県内の文化財の件数は、重要文化財が309件、国の登録有形文化財は76箇所221件となります。

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