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旧県会議事堂 重要文化財に
  • 2017-05-19(金) 17:12
明治時代に和風のデザインで建てられた現存する国内唯一の県会議事堂である岩出市の旧県会議事堂が新たに国の重要文化財に指定される見通しとなりました。
旧県会議事堂は、明治31年に和歌山城の堀端に建てられた県会議事堂で現在は岩出市内に移築されています。
明治時代に和風のデザインで建てられた木造の県会議事堂としては国内に現存する唯一の建築物で、明治44年には夏目漱石もここで講演するなど、およそ40年間、県政の中枢施設として、また、県民の公会堂としての役割を果たしました。
昭和13年に議場を備えた現在の県庁舎が完成した後は、2度の移築を経て、根来寺「一乗閣」と名付けられ、山内の催しや合宿施設として利用されてきましたが、平成24年度から27年度の修復工事によって岩出市根来に移築され、建築当時の姿に復元されました。
建物の特徴としては外観や細部は伝統的な和風のデザインとしながら、建物の屋根を支える為の骨組みには西洋の工法を取り入れ、議場の大空間を実現するなど、近代の技術が効率的に採用されています。
今回、旧県会議事堂が国の重要文化財に指定されると、県内の建築物の重要文化財は82件となります。
旧県会議事堂の重要文化財指定について仁坂知事は「和歌山県の近現代史を象徴する本議事堂の文化遺産としての歴史的価値が再認識され、県内のみならず国内・海外の多くの方々に注目されることを期待します」とコメントしています。

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