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和歌祭で唐人行列復活へ
  • 2017-04-17(月) 17:42
毎年5月に和歌山市で開催される「和歌祭」で今年、およそ350年ぶりに復活する「唐人行列」が17日、和歌山大学で披露されました。和歌山大学の紀州経済史文化史研究所では、企画展「唐人復興 和歌祭における唐物様」が現在開かれています。ポルトガルやスペインからの南蛮人をモデルにした「唐人」と呼ばれる一行が、初期の和歌祭の行列に加わっていたことを示す屏風絵や、祭りで着ていた南蛮渡来風の鮮やかな色合いの装束や祭礼用の道具、また、岡山県瀬戸内市や三重県の津市、鈴鹿市で現在も続く「唐人踊」の写真や資料などが展示されています。和歌祭は寛文5年・西暦1665年に縮小令が出されて以降は質素になり、「唐人行列」も途絶えていました。和歌山大学では留学生を対象とした昨年度の後期の授業「日本語日本文化研究」で「唐人行列」をテーマに取り上げ、江戸初期の和歌祭を描いた屏風絵などを基に、留学生と教員が当時の唐人装束を復刻し、今年の和歌祭でおよそ350年ぶりに唐人行列を復活させることにしました。今日のイベントは企画展の催しの一つとして行われ、和歌祭で「御船歌」を歌い継ぐ有志の団体、「唐船御船歌連中」とともに、唐人の衣装を着た留学生らが企画展と5月14日に開催される「和歌祭」をPRしました。企画展「唐人復興和歌祭における唐物様」は、来月26日まで和歌山大学紀州経済史文化史研究所展示室で開かれています。

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